デリケートな赤ちゃんの肌を保湿し、刺激や乾燥から守る「ジョンソン」のベビーオイル。
実は大人も使える優秀な美容アイテムなのです!
2020年には美容愛好家のmimi(@mimitan090909)さんが、肌荒れを防げて美肌になれる美容法として「ベビーオイル洗顔」の方法をtwitterや自身のサイトに投稿。
ベビーオイルを活用する美容法に火が付きました。
今回はベビーオイルの効果やオイルを使ったケアの方法、ベビーオイル洗顔のやり方について紹介します。
ジョンソンのベビーオイルとは?
引用:https://www.amazon.co.jp/dp/B000KTAZQA
ヘルスケア関連製品を扱うジョンソンから販売される人気のアイテム。
生まれたばかりの赤ちゃんの肌に使えるほど低刺激で、べたつかずさらっとした使用感でなじんでくれます。
無香料と微香性の2タイプがラインナップ。
ベビーオイルの成分は?
- ミネラルオイル
- 酢酸トコフェロール
ジョンソンのベビーオイルの成分は、無香料タイプなら以上の2種類のみ!
酢酸トコフェロールは酸化安定剤としてほんの少量だけ含まれているものなので、ベビーオイルは実質ミネラルオイルということになります。
ミネラルオイルとは?
別名「鉱物油」。
ホホバオイルやオリーブオイルのような植物を原料とするものとは異なり、石油を精製して作られたオイルです。
それだけ聞くと「本当に安全なの……?」と思われてしまいがち。
しかし、化粧品や保湿アイテムなどに使われるミネラルオイルはかなり高度に精製されているため、実は最も肌に負担が少ないオイルなのです!
他の物質と反応しない特性を持つ構造のため、肌への刺激がないのだとか。
ちなみに、ワセリンもこの一種です。
ジョンソンのベビーオイルが安心して使えるワケ
- 低刺激のミネラルオイル
- 不必要な成分を省いた仕様
- 各種テスト済み
低刺激のミネラルオイル
元々は赤ちゃんの肌に使うことを想定したものですので、肌にやさしい低刺激性のミネラルオイルが使われています。
やさしくお肌の潤いを守ってくれますよ。
不必要な成分はなし
防腐剤として使用されるパラベンが入っていないうえ、無着色無香料。
パラベンは安全性の高い物質ですが、体質によっては皮膚炎や湿疹などのアレルギー反応を起こす可能性があります。
敏感肌が心配な方でも大丈夫!
いろいろなテストをクリア
アレルギーテストや皮フ刺激性テストをクリアしているほか、ニキビができづらいノンコメドジェニック製品としても認められています。
どこでも購入できる
全国のドラッグストアやインターネットショッピング、スーパーなど様々なところで売られているベビーオイル。
価格もお手頃ですので、ほしいと思ったらいつでも買いに行くことができますね。
デメリットはあるの?
安心して使えるベビーオイルですが、お悩み中の肌トラブルや肌質のタイプによっては他の方法を試したほうが効果的なケースも。
- 肌に浸透しない
- 吸着性が強い
- 脱脂力が強い
肌に浸透しない
ベビーオイルを取り入れる時に最も気を付けたいポイントです。
さらっと伸びるベビーオイルですが、実は肌に浸透することがありません。
そもそも石油から精製したものなので、人間の皮脂とは成分が大きく異なります。
皮膚に染み込むことでうるおいを守る「保湿剤」ではなく、あくまで「保護膜」として肌の表面を覆ってくれているだけ。
水分の蒸発を防ぎダメージに敏感な部分は守ってくれますが、逆に肌の内側の油分は失わせて乾燥してしまい、肌呼吸の不調やインナードライを招く可能性があります。
吸着性が強い
吸着性が強いということは、落としにくいということ。
界面活性剤が含まれていないため、水で洗い流そうとしてもするっと落ちてはくれません。
さっぱりした使用感を求める人には向いていないかも。
脱脂力が強い
ベビーオイルは脱脂力が強いアイテム。
脂漏性皮膚炎の方や皮脂分泌が減っていることによる乾燥肌の方が使うと、必要な皮脂まで取り除いてしまうため逆効果です。
ベビーオイルで毛穴レスって本当?
ベビーオイルでスキンケアをする人が「角栓や黒ずみがキレイになり、いちご鼻が改善できた」というクチコミを投稿していることがあります。
ベビーオイルが毛穴ケアに効くのはなぜ?
界面活性剤を使用していないベビーオイルは、洗浄力も高くありません。
それでもクレンジングより角栓が取れるのは、ベビーオイルが角栓を溶かし過ぎないからと考えられているようです。
角栓の芯をそのままに、表面から少しずつ柔らかくしていくことから毛穴と角栓の間にすきまができて、角栓がすっぽりと抜けやすくなるみたい。
強力過ぎないことで逆に角栓が取れやすくなるのかもしれません。
あくまで一時的なケア。きちんと保湿が大前提!
これはベビーオイルのみならずワセリンやホホバオイルなど、角栓除去効果がうわさされるオイル類全般に言えることです。
オイルでマッサージして角栓をケアする行為は、「角栓を引きはがす」ピーリングに近いこと。
すっぽり取れればうれしいですが、除去後の保湿ケアが手抜き状態なら意味がありません。
さらに、角栓は取り除いた次の日にはもう生まれているのだとか。
ベビーオイルによるケアも、どうしても気になる時用のケアとして考えてくださいね。
ベビーオイルを使ってみよう
定期的なケアというより、応急処置としてとらえましょう。
毛穴マッサージで角栓を抜く
- クレンジングと洗顔で汚れを落とす
- 蒸しタオルパックで毛穴をしっかり開く
- 一円玉硬貨くらいのベビーオイルを指に取り、気になるところをクルクルマッサージする
- 優しく拭き取り、いつもの洗顔を
綿棒がおすすめしにくいワケ
毛穴ケアの方法としてよく見かける綿棒にオイルを染み込ませて行う方法ですが、指でのマッサージよりも力加減が調整しづらいためあまりおすすめできません。
オイルをたっぷりつけても、綿棒のこすれによる摩擦で皮膚に赤みが生じてしまいます。
話題のベビーオイル洗顔について知ろう
ここからは、口コミで大人気のベビーオイル洗顔について効果をお話します。
提唱者のmimiさんが公開している洗顔のやり方についても、詳しくチェック!
ベビーオイルで顔を洗う?
広まっている「ベビーオイル洗顔」は、ベビーオイルを肌に馴染ませて、オイルと馴染んだメイクをティッシュで吸い取るというもの。
洗顔と銘打ってはいますが、それ以上にクレンジングの要素も強い方法ですね。
ベビーオイル洗顔のメリット
角栓除去効果を期待してベビーオイル洗顔を試す方も多いようですが、この方法の本来の目的は肌に触れる洗浄系界面活性剤の量を減らすこと。
つまり、界面活性剤の含まれるクレンジングを使わずにメイクを落とすことがベビーオイル洗顔の最終的な目的です。
界面活性剤?
大前提として、クレンジングはファンデーションなどの化粧品を落とすためのもの。
化粧品のほとんどは油性のため、水や洗顔料だけではすっきり落ちません。
ですので、油は油に溶けやすいという性質を利用して、油で化粧品を落とそうというのがクレンジングの基本的な考え方。
界面活性剤は、クレンジングのベースとなる油を水で流せるようにするために配合されています。
ベビーオイル洗顔の考え方
「界面活性剤入りのクレンジングで必要最低限の皮脂などを洗い流しすぎることが、肌の不調の原因になり得る」というのがこの洗顔の考え方。
mimiさんによると、ベビーオイル洗顔は「落としすぎるよりも、落とさなすぎる方がマシ」という哲学に基づいているのだそうです。
メイクをしっかり落としたい人向けのものではないのですね。
一時的に角栓を落とす
ベビーオイル洗顔を始めた人の中には、クレンジングよりも角栓がしっかりとれたという人がいるようです。
ベビーオイル洗顔のデメリット
ベビーオイルは吸着性がとても高いため、水で洗い流そうとしてもなかなか流れ落ちません。
これは先述した界面活性剤が含まれていないため。
ティッシュなど油を染み込みやすい紙類を使ってオフすることもできますが、サッパリ感にはつながらないのです。
オイルが落ちなくてもOK?
ベビーオイル洗顔は、界面活性剤による洗いすぎのリスクや肌への刺激軽減を優先し、多少のメイク汚れが残ることはあまり気にしないという考え方。
そもそもベビーオイルは肌に残り続けても大丈夫な成分だからです。
ベビーオイル洗顔をしてみよう
SNSで話題になった、ジョンソンのベビーオイルを使う洗顔法は以下の通り。
入浴前に行うと、落ち切らなかったメイクやオイルも取れやすくなりますよ。
- ベビーオイルを適量手に取る
- 手で顔全体にベビーオイルを伸ばす
- 指の腹でやさしくなじませる
- 浮いてきたメイクや油をティッシュやキッチンペーパーでオフ
- 気になる人は石けんで洗顔
- いつもの化粧水や乳液でスキンケア
それぞれの工程についても確認していきましょう。
ベビーオイルを適量手に取る
女性の顔でめやすは3~4プッシュくらいです。
手で顔全体にベビーオイルを伸ばす
肌への刺激を防ぐため、こすらずそっと優しくなじませましょう。
小鼻やあごなどオイルの残りが気になる部分は指先でそっとなでてもOK。
ティッシュやキッチンペーパーでオフ
油が染み込みやすい紙類で、オイル感がなくなるまでしっかりとオフします。
拭き取ったり、こすったりはNG!
オイルを肌から紙に移すようなイメージで、肌に当てた紙の上からオイルを撫でていきます。
さっぱりするまで、紙を新しいものに換えながら行いましょう。
気になる人は石けんで洗顔
毛穴詰まりが気になる肌タイプの方のみ、石鹼を使います。
石鹸を泡立てて肌に乗せ、こすらないように優しく流してください。
洗いすぎないよう気を付けて。
ベビーオイルを取り入れるのは選択肢のひとつ
ベビーオイルによるケアを続けることで、肌荒れの改善や毛穴詰まり、黒ずみに効果があった!という方は確かにいます。
しかし、コンディションや肌質によっては逆効果を招くことも。
ベビーオイルでのケアを検討しているときは、様々な角度から自分に合った方法かを考えて行ってくださいね。
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