配合された酵素が作用し、通常の洗顔より汚れが落ちやすく角質や角栓の除去効果も期待される「酵素洗顔」。
ドラッグストアでも購入しやすくミニサイズの試しやすいものも販売されていることから、人気を集めています。
しかし、いざチャレンジしてみるとなかなか泡立たないものなんですよね。「よく泡立てて」とパッケージに書いてあるけれど、うまく泡が作れないから効果がないのでは……と感じてしまう人もいるかもしれません。
今回は、酵素洗顔が効果を発揮しやすい使い方をレクチャーします。
酵素洗顔は泡立てて使うもの!
今回は筆者が持っていた「ファンケル ディープクリア洗顔パウダー」を使って酵素洗顔の泡立てについてチェックしていきます。
「角栓がとてもよく落とせる」との評判を聞き購入した酵素洗顔パウダー。
パッケージの裏面を見てみると、たしかに「水またはぬるま湯でよく泡立てて洗顔します」と書いてあります。
しかし、いざパウダーを手に取って水を少しずつ含ませ泡立てようとしても、泡が弱くモコモコにならない!
泡というよりペーストのようなテクスチャーに変わってしまいました。
ちょっとくじけそうです……
面倒ですしこのまま使ってしまいたいところですが、パッケージに書かれている通りこの酵素洗顔料は本来泡立てて使うもの。
酵素洗顔のパワーをしっかり発揮してもらうためには、モコモコ泡が不可欠なのです。
泡の表面積を増やす
酵素パウダー以外の洗顔料でも、良く泡立てることを前提に作られているものがとても多く販売されています。
ていねいに泡立てる理由は、泡の粒子が細かくなって泡そのものの表面積が増えることで肌と洗顔料が接触する面積が増えるから。
汚れと泡をなじませて、するんときれいに落としやすくなるのですね。
肌の摩擦を避ける
お顔の肌はとてもデリケート。肌をゴシゴシ洗うと摩擦力が加わり、ダメージを与えてしまいます。
特に肌表面の「角質層」は肌を有害なものから守るバリア機能を担っているのですが、このゴシゴシ洗いでバリア機能が失われてしまうと肌の乾燥を招くことに。
皮下組織にも影響を及ぼしかねません。
洗顔料を泡立てて使えば、肌への摩擦を弱めていたわりながら効果的に汚れを洗い流すことができます。
酵素洗顔料の泡立て方は?
酵素洗顔は通常の洗顔料と同じく、逆さにしても落ちないくらいの泡立てを目安としています。
- 水を少しずつ加えながら泡立てる
- 空気を含ませる
この2点に気を付ければ手でも泡を作れるとされていますが、私にはできませんでした。
そこで使ったのが「洗顔ネット」!
通常の洗顔料にも使うようなごく普通の洗顔ネットです。今回は100均などで買えるものを用意しました。
さっそく洗顔ネットを使って酵素洗顔料を泡立ててみましょう。
- 手をしっかり洗う
- おわんの形にした手にパウダーをのせる
- 少量の水を加えて泡立てる
- ③を洗顔ネットにつけ、少しずつ水を加えながら泡立てる
- 十分に泡ができたら洗顔!
画像付きで各手順について説明します。
手をしっかり洗う
この工程があるかないかで、実は洗顔料の泡立ちにかなり差が生じます。
手に汚れや皮脂を残さないよう、石鹸をつかってていねいに手洗いをしてから次の工程に進みましょう。
おわんの形にした手にパウダーをのせる
小さく見える酵素洗顔料の容器ですが、意外に中身が入っているんですよね……。
こぼさないようしっかりくぼませた手にパウダーを出しましょう。
少量の水を加えて泡立てる
空いたほうの手に水を2滴~3滴加え、ペースト状になったパウダーに空気を混ぜ込むようにして泡立てます。
大きく円を描くように手を動かすのがポイントです。
洗顔ネットを使って泡立てる
少し空気が混ざったら、ペーストを洗顔ネットにつけて泡立てていきましょう。
ここでもちょっとずつ水を加えながら、きめ細かなもっちり泡ができるまで泡立てていきましょう。
洗顔をする
十分に泡立ったら、洗顔を行っていきます。
ポイントはこすらず、泡を肌の上で転がすように滑らせること。きめ細かい弾力を持った泡であれば、ゴシゴシこすらなくても汚れは十分に落ちますよ。
普通の洗顔料よりも泡立ちにくい
個人の感想となりますが、酵素洗顔料は通常の洗顔料よりも泡立てるのが難しく、泡のキメが粗かったように思えました。
角栓をしっかり落としてくれる「ディープクリア洗顔パウダー」のほうは、より念入りに泡立てる必要がありそうです。
酵素洗顔が泡立たないときは洗顔ネットで
酵素洗顔は角栓や毛穴汚れへのアプローチ力が高く、スペシャルケアとして使うのにうってつけ。
泡立てが難しければ、普通の洗顔料と同じように洗顔ネットを活用してみましょう。
酵素洗顔のポイントは「きめ細かなもっちり泡でしっかり洗い流すこと」。
洗顔料が効果を最大限発揮できるよう、面倒だからとサボらず泡立てはていねいに!
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