美容パックは長すぎると逆効果？適切な使用時間は？

「美容パックは長ければ長いほど効果ある？」

「長い時間を掛ければ掛けるほど、保湿力がさらに高まるのでは？」

日頃から美容パックを使ってお肌のケアをしている方なら、美容パックの使用時間の長さについて気になるものですよね。

長い時間を掛けて効果が大きくなるのであれば、今日から長い時間かけて美容パックを使用するはず。

今回、美容パックを使用するにあたり、どれくらいの時間を掛ければよいのかについてまとめたので、是非参考にしてみてください。

美容パックは何分つけておくのが効果的？

商品内容によって異なりますが、パックタイプのフェイスマスクは、一般的に1枚あたり10～15分程度が目安と言われています。

長い時間のケアは、パックの水分が蒸発するため、乾燥肌を引き起こす原因にも。

もったいないと思っていても、使用時間を守ることは重要でしょう。

やりがちな誤ったスキンケア

指定時間以上にパックを放置

やってしまいがちなスキンケアは、指定時間以上にパックを貼ってしまうといったところ。

「パックは長時間貼っていた方が、肌に美容成分が浸透するのでは？」と思いがちですが、規定時間以上に貼っておくと乾燥肌を促進させてしまうことになります。

さらに、指定時間以上置いた後にパックを剥がすと、肌が傷ついてしまうことにも繋がるでしょう。

お風呂の時間でパック

お仕事で忙しい方であれば、効率性を重視して入浴しながらパックを行う方も多いのではないでしょうか。

時短になるだけでなく、蒸気で毛穴が開いて美容液が深く浸透しやすくなると思う方も多いはず。

しかし、実際は肌へ負担となるだけでなく、パックの効果が半減することになります。

浴室は蒸気が充満していて、入浴中は汗をかきやすい状態です。

お風呂で乾燥とは無縁と思われがちですが、素材に関わらずパックは乾燥するため、パックの美容成分も汗と一緒に流れてしまうことでパックの効果が半減することになるでしょう。

毎日の使用

「継続することが美容の秘訣」というのも勘違いです。
毎日のようにパックすると、肌に負担となってしまうものもあります。

特に、塗って乾燥したら剥がすタイプのものは、週1回〜2回までの使用頻度がすすめられています。

各シートパックの適切な使用時間

シートパック

シートパックのパック時間は10分が適正と言われています。

特に、お風呂の後の10分間が効果的です。
お風呂に入ると、湯気などで毛穴が開くので、美容成分も浸透していきます。

しかし、10分以上経過すると、長すぎるのでお肌が乾燥することにも。
乾燥肌になる原因にもなるので注意が必要です。

コットンパック

コットンパックの目安時間は5分です。
しかし、使用する化粧水で注意したいのが、エタノールやアルコールの成分が多く入っている化粧水。

エタノールやアルコールは蒸発しやすいので乾燥しやすいので、アルコール成分が少ない化粧水でコットンパックするとおすすめです。

美白・保湿パック

パック時間は15分を目安に行うと効果的ですね。

美白や保湿パックはお肌に栄養を与えることを目的としたパックです。

お肌に栄養を与えるタイプの美白や保湿パックは、どのくらいの頻度が良いのか回数指定しているメーカーもありますよね。

その場合はきちんと使用回数を守りましょう。

美白や保湿などのパックは、お肌に有効的な美容成分がたくさん配合されているので、特に使用回数がない場合は毎日パックしても問題ありません。

クレイパック

クレイパックの目安時間は10分。

ミネラル成分をたくさん含んでおり、吸収性・吸着性を利用してお肌の汚れを取り除くことを目的としたパックです。

もちろん、パック商品によって指定された頻度や時間は異なりますが、クレイパックは毎日よりも週に一回の10分間がおすすめと言われています。

洗い流すタイプのパック

洗い流すタイプのパックはジェルタイプやクリームタイプなど様々。
どのパックもメーカーで推奨しているパック時間があるので、メーカーの提示するパック時間を守ってパックするようにしましょう。
調べても分からない時は10〜15分を目安にすると効果的です。

まとめ

美容パックは長ければ長いほどいいというものではありません。
使用する際は、メーカーが定めている時間をきっちり守るようにしましょう。

どんなによい商品であっても、使い方を誤れば逆効果にもなるので、使用時間をしっかり守りつつ美容ケアをしていきましょう。